老若男女、愛してやまないチョコレート。
甘いくちどけとカカオの香りは疲れた時にテンションが
上がる魔法のようなお菓子ですよね。
それもそのはず、チョコレートには脳を活性化させてくれる力があるんです。
今回は美味しいだけではない脳を活性化する活用術を紹介いたします。
チョコレートに含まれる脳を活性化する成分
テオブロミン
脳内物質のセロトニンの働きを助ける効果があるのが、このテオブロミンです。
セロトニンとは別名・幸せのホルモンともいわれており、リラックス効果があります。
脳がリラックスすることで集中力・記憶力・思考力がアップします。
ブドウ糖
人の体内で最もエネルギーを消費するのは脳です。
この脳のエネルギー消費に必要な成分がブドウ糖です。
脳を働かせるためにはブドウ糖はなくてはならない成分といえます。
脳がエネルギー不足になってしまうと、イライラしてしまい、
集中力も低下してしまいます。
カカオの香り
チョコレートと言えばローストされたカカオの香りが癒し効果があり
好まれていますよね。
詳しい成分は置いておいても、あの香りには心身を癒してくれる
スイッチが含まれています。
嗅覚から感じられる香りは脳の栄養素になるといって間違いないですね。
アロマ効果として、抗不安作用・抗うつ作用・鎮静作用があることは証明されています。
チョコレートが脳を活性化することで勉強にもたらしてくれるポジティブな効果
この、脳を活性させる成分が含まれるチョコレートは勉強にも
ポジティブな効果をもたらしてくれます。
勉強とは脳をフル回転させる作業であり、ストレスもたまっていく作業の一つですよね。
チョコレートは、癒し効果・集中力・記憶力・思考力は勉強をするにあたって、
欠かせない栄養素となります。
それにチョコレートには「記憶力を向上させる」という効果が期待できる
「BDNF(脳由来神経栄養因子)」というタンパク質を増やす作用があると言われています。
このBDNFが増えると記憶力・学習能力が向上するので、
結果的に勉強にもとてもいいと言われているんですね。
さらには、仕事の効率アップや物忘れ改善に繋がりるんです。
では、チョコレートで脳を活性化させて勉強にも役立てるには、
どのタイミングでチョコレートを摂るのがいいのでしょうか？
脳を活性化させるチョコレートを効果的に食べるタイミングはいつ？
① 勉強の前
② 勉強の休憩中
どちらがいいでしょう？
実はチョコレートに含まれるブドウ糖が脳のエネルギーに変わるのは
30分から1時間後と言われています。
チョコレートは、先ほど説明したBDNF(脳由来神経栄養因子)という
脳内物質を活性化することができるので、
記憶力がアップして学習効果の向上に繋がります。
そのため、疲れてからチョコレートを摂ったり食べながら勉強をするよりは、
勉強前や休憩中にチョコレートを食べて勉強に備えるのがベストタイミングと言えます。
つまり、① の「勉強の前」が正解です！
次に、チョコレートを食べる上での注意点も紹介します。
チョコレートを食べるときに注意することとは？
チョコレートを食べるときに注意すること、それはチョコレートの摂取量です。
チョコレートの一日の最大摂取量は35グラムと言われています。
板チョコで言うなら、7分目あたりです。
板チョコ１枚で一日の摂取エネルギー量（およそ200kcal）を
超えてしまうため食べすぎには注意が必要です。
そして、チョコレートにはカフェインが少なからず含まれていますので
夜寝る前とかは眠れなくなる人もいるので控えたほうがいいです。
また、チョコレートには糖分も含まれているため、虫歯にも注意してくださいね。
私がおすすめする脳を活性化するチョコレートを紹介します。
一般的なチョコレートは、糖分が多く含まれていますので
やはりお勧めなのは、糖分控えめでカカオポリフェノールが多く含まれている
高カカオチョコレートと言われるものをお勧めします。
ただし、カカオの含有量がおおくなると、せっかく甘くて美味しいチョコレートが
苦くて美味しくないと感じてしまいます。
なので、私がお勧めするのはカカオを70％台の高カカオチョコレートです。
これなら、まだ甘みが感じられますので苦いチョコレートだとちょっと…、
という方でも食べることができると思います。
カカオの含有量が80％を超えてくると、甘みよりも苦味が強くなってきますので
チョコレートの脳の活性化を考えるとお勧めではありますが
苦くて食べれないという方も出てくると思います。
それでも、高カカオチョコレートを食べたいという場合には
甘めの飲み物、例えば砂糖やミルク入りのコーヒーや紅茶などと一緒に食べるといいですよ。
コメント